2020年、8月24日、これから良いシーズンとなる愛知県知多半島のとある堤防へ、クロダイのダンゴ釣りに出掛けた。
ここには10年ほど通い詰めていますが、過去にこの場所でこのサイズを釣ったこともなければ、他の釣り人が釣っているのも見たことが無く、奇跡が起きたような出来事だったので、その時の状況を紹介したいと思います。
釣行日:2020年8月24日
天気:はれ時々曇り
潮:中潮(満潮9:30)
風:北、次第に南
5時半開始から1時間はエサも取られない状況で、黙々とダンゴを打ち返す。水深は5m前後。
その後、次第に状況が変化し、ボラアタリも出だし、潮も緩んだその時、ダンゴが割れてから20秒後ぐらいに前アタリ、そして本アタリがウキに出たところでブンッと竿で合わせを入れたら、竿が弓なりに弧を描いた。
待望のクロダイ、ここのポイントでのアベレージサイズの25センチをゲット。
その後も25センチ前後を追加し、良い感じとなったところで、オキアミからボケに変更した。ダンゴが30秒ほどで割れた後、ボケでも同じようなパターンでウキにアタリあり。
ここで渾身の合わせを入れると今までと違う重みが乗った!次の瞬間沖へ走るのでボラが濃厚だと考え、ドラグを少し緩め、強気のやり取り。次第にドラグを締めこんですぐに寄せに入る。
そしてテトラに潜られないように浮かせると、何とドス黒いかなり大きなクロダイ!ドキドキしながら浮かせて上手くタモ入れできた。
即測定が出来なかったが、帰ってから測ると46.5センチあった。その場で測れば、48センチあったかと思われるほどの風貌で色や存在感がとてもあり、感無量だった。時間は8時ごろ。
満潮は9時30分。このほかにも22~30センチのクロダイをお土産にできた。これらは干物にしておいしく頂いた。
この日、4回のハリス切れやミスもあったものの、全体的に高活性で、大満足の釣果となった。海面は9時半から南風に変わったため波気立ち、アタリが取りにくい状況になったこともあり、11時に納竿した。
10年通い詰めるこの堤防でこのサイズは本当に価値のある釣果だった。
この釣果に巡り合えた要因は、やはり、割れるタイミングの良いダンゴで釣ることと、いつもは持参しないボケをサシエとしてスイッチしたことだと思います。
ダンゴは至ってシンプルですが割れるタイミングを重視しており、集魚に押し麦を入れるのもポイントかと思います。
このダンゴレシピをブログでも紹介しています。興味ある方は、初心者でも簡単!筏・カセ釣りのダンゴの配合(レシピ)を是非ご覧下さい。
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