DIYで作るアヒル飼育小屋

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アヒルを飼うための小屋を製作した時の製作レポートです。これからアヒルを飼おうとしている方に、アヒル小屋製作と飼育スペースのポイントを紹介していきます。

 

アヒル飼育エリア

全体レイアウトを描く

アヒル小屋はもちろん、小屋周辺全体のアヒルスペースを、簡単な絵や図にしてみましょう。ある程度歩けるスペースがあること、水浴び用のオケ設置、そして、柵の設置と上からの天敵から守るためのネットの設置が必要です。

 

 

小屋の寸法図を描く

全体的なイメージができたら、次は小屋の詳細デザインと寸法図作成です。ポイントは掃除しやすい構造にすることで、かつ、外敵から守れる、そして通気性が良いこと(網の面積を多く)です。これらのポイントだけは抑え、あとは好きなようにデザインしましょう。

 

 

小屋の材料を決める

小屋の材料選定で大切なことは、水に強い材質を選ぶことです。木材で製作する場合は特に注意が必要です。アヒルはところかまわず糞をするので、小屋の内部も一晩明けると糞だらけになっています。

 

毎日ホースの水(水圧)を使って掃除をするため、特に床面周りは、腐りにくい材質にするか、その他、塗装等で腐りにくくする工夫が必要です。

 

ただ、腐りにくい材料は高価なので、水に頻繁に触れるところのみ材質を替えるのもコストダウンの方法かと思います。例えば、床より下側のフレームと柱はアイアンウッドなどにして、それより上側はSPC材にするなど。

 

床材はベニア板に加工をしたパネコート(コンクリート型枠用ベニア板)が比較的耐水性があるためおすすめです。片面が黄色の塗膜があるもので、ホームセンターで売っています。

 

また、金網や金具はなるべくさびにくいものをおすすめします。水にさらされることの多いアヒルエリアなので、金網はアルミやビニールの被覆が施されているものが良いでしょう。また、屋根材には比較的安価な波板がおすすめです。

 

 

特にアヒルが小さうちは天敵から身を守るため小屋が必須

材料購入

材料は基本、ほとんど全てホームセンターで調達できます。どの木材が何本、必要な部品が何で何個、というように入念に練ったリストをあらかじめ作成しておき、それを現地で迷わず購入しましょう。

 

ホームセンターでは木材のカットサービスを行っているところもありますので、運搬の都合に合わせて活用できます。

 

木材だけではなく、金網も購入します。ホームセンターではメートル売りとなっており、ロールに巻かれた金網を1メートル単位で購入できますので、何メートル必要か事前に検討しておきましょう。

 

材料カット&塗装

材料が揃ったらいよいよフレーム組み立てのためのカットをしていきます。電動工具の丸ノコがあれば簡単に切断できますので、あると便利です。カットが出来たら次は塗装です。

 

塗装剤は防虫と耐水性のあるものが良いと思います。代表的な塗装剤キシラデコールなら塗りやすく、性能も良いので安心です。ちょっと高価ですが。

 

 

基礎

基礎はコンクリートであれば何でもOKです。コンクリートブロックや市販の独立基礎ブロックで問題ないです。ただ、設置する前にしっかり地盤を固めてからブロックを置きましょう。これをやらないと日が経ってから小屋が傾くことになりますからご注意ください。

 

5㎝ほどスコップで土を掘り下げて地盤をブロック等で叩いて固めて、その上に砂利を敷き、さらに上から叩いて固めます。これでやっと基礎のブロックを乗せる準備が完成です。

 

組み立て

いろんな組み立て方がありますが、手っ取り早いのはウッドデッキ製作にも多用されているコーススレッドという木ネジがおすすめです。水平を取りながら固定していく作業です。二人でやると作業がはかどります。

 

フレームが出来上がったら屋根部の取り付けです。ポリカの波板をカットして専用のクギで固定します。のきをどのぐらい出すかは必要性によりますが、アヒルは水鳥なのでそれほど気にしなくて良いと思います。

 

屋根取り付けの様子と背面の構造

扉や壁などの製作と取り付け

フレームと屋根が出来たら、扉と壁を取り付けます。小屋の掃除は基本水で洗い流す方法になると思うので、小屋手前から奥にかけては水が流れやすい構造とし、床面手前から奥側に流れる糞が背面にスムーズに流れるように抵抗がない構造にすることも重要なポイントです。

 

ここから塗装して完成です

行動スペースの金網等の設置

行動スペースは閉じた空間とし、金網をクイで固定しましょう。クイは80㎝おきぐらいで地面に打ち込み、金網を固定すると良いでしょう。

 

また、猫やカラスなどにいたずらされないように、上部の開放部もしっかり閉じた方が無難です。こちらは園芸用のネットで十分です。柱を複数立ててネットを突っ張り、空間を作ります。人が入りやすいようにある程度の高さがあると良いですね。

 

行動スペースにはアヒルと人が出入りできる扉を設けましょう。

 

上からの天敵からも守ってあげましょう

 

まとめ

アヒルを飼うための小屋作成は難しくなく、注意事項やポイントを抑えればだれでもできます。かわいいアヒルを守るための最低限の環境を整えて、たのしいアヒルライフを楽しみましょう!

 

 

Kyo-taの趣味ブログ

 

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